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主にプログラミングのNITSな話

「CAREER SKILLS」を読んだ

35歳目前を控え、キャリアどうしようかな~という状態。引退説はどこに行った?

他者からどう見られるか?は意識しておけ

人がその人に持つ印象は無視できない要素。立ちふるまいも見た目も、少しは気にしておくほうが得。

評価されて職位が上がるということは、それにふさわしいと認められること。自分の職位の2つ上くらいの上司をイメージし、その人を真似してみる。

アウトプットは継続が大事

普通に仕事をしているだけでは、いずれガラスの天井にぶつかる日が来る。それを解決する手段として筆者はブログを勧めている。ブログで継続的に価値を提供することで、社会的な評価を得られることがある。その社会的な評価こそが、報酬を上げるためのカギとのこと。

ブログは小手先の工夫をするよりも、継続が大事らしい。継続とは、週に1~3記事を1年以上投稿し続けるのがベース(1年では足りないかもしれない)。文章の上手い下手は書きながら上達すれば良さそう。

何をテーマにするか?は難しそう。ある程度絞ってその分野でトップになれるようなものを選ぶのが良いそう。これは学生時代の研究テーマ選びに似たような考え方かもしれない。

スペシャリストになれ

ジェネラリストはスペシャリストになれないが、スペシャリストはジェネラリストになれる、という理論をベースに話が展開されていて、納得した。

スペシャリストになるためにはその分野や周辺技術の深い理解が必要。もしスペシャリストがジェネラリストとしての振る舞いが求められたときは必要な知識を学習できるはずで、対応できる。

また、ジェネラリストが本当の意味でのジェネラリストになれるのか?という点も興味深い。というのも、現代の技術は多岐にわたっていて、そのすべてを網羅することは現実的に不可能になっている。ジェネラリストと言ってもその領域の技術の一部しか習得していない場合が多い。

自分が何か課題を見つけたとき、その解決はスペシャリストにお願いしたい。ジェネラリストを求めているのは、全てに精通したスペシャリストを集めるのが難しいというネガティブな理由が多い気がする。そんな現実的な議論をつなぎ合わせていくと、どう考えてもスペシャリストを目指すべきだろうという結論になる。

実際自分がスペシャリスト寄りでは無いので耳が痛いが、今からでも何ができるか考えたい。