2021年の記事
ふりかえりをすると課題認知が先行して全体的にネガティブになる癖があるのでどうにかしたい。
— くどう (@derakudo) 2022年12月21日
まとめようとしたら愚痴っぽい文章の羅列になる
一回書いたけど、ネガティブすぎたので書き直した。最近こういうことが多い気がする。
メインプロジェクト1(1〜4月)
ロードマップの作り方がイマイチだったので、プロダクトマネージャーと協力して整理した。ロードマップ = 機能名で必要性がわからないものが多かったので、AsIsの言語化とToBe実現のためのフォローがメイン。
細々とした自動化とドキュメンテーションも取り組んだ。複数のタイミングで自分が検討プロセスに関わることが必須になっていたので、バス係数が1からあげられるようにした
開発プロセスの改善も引き続き取り組んだ。チームメンバーの入れ替えや増加に伴いコミュニケーションが複雑化してボトルネックになっていたのでコミュニケーションパスを整理したり、微妙なニュアンスの取り違えが頻発するプロセスを無くしたりして、人力バリデーションが減るような流れを整えた。
サブプロジェクト(1〜6月)
メインプロジェクトがマネジメント中心になっていたので、開発業務のタスクも関わりたくて取り組んだもの。元々他の人にお願いしていたが、進捗が芳しくなかったので巻き取った。
Flutterアプリで使うための社内ライブラリを開発するプロジェクトで、ネイティブのライブラリをラップするだけの簡単なお仕事で、すぐ終わると思っていた。蓋を開けてみると、
- AndroidライブラリのKotlin
- iOSライブラリのSwift
- FlutterライブラリのKotlin
- FlutterライブラリのSwift
- FlutterライブラリのDart
- 利用側のFlutterアプリのDart
と6つのコンテキストをまたぐので、小さいタスクが複雑に絡みあう難しい仕事だった。
Flutterの大変なところを凝縮したようなリポジトリなので、逆にその機能を凝集出来たのは良かったかもしれない。
メインプロジェクト2(5〜6月)
自分が制御できないところで発生している課題でメインプロジェクト1の状況が悪くなっていて、その課題が一向に解決されないことで見切りを付けて、半ば強引に異動した。異動先の同僚が、急に参加した自分を快く受け入れてくれたので助かった。
事業案件を優先した結果カオスになったAndroidアプリのコードを素直な形に切り出したりしてリファクタリングした。過去の背景だったり他との連携が分かっていないと難しい部分だったため、大きな成果ではないけど意味のある仕事だったと思う。小さい単位でリリースすることを意識したので、特に障害は発生しなかったはず。
徐々に大きな課題に取り組もうとしていたところで完全新規のプロジェクトへの移動の打診があり、引受させてもらった。短い間だったけど久しぶりに話すメンバーもいて、楽しかった。
メインプロジェクト3(7月〜)
元々webがプロダクトをモバイルアプリとしても展開するという、よくあるやつ。他は何も決まっていない状況だったので、まずは本当にアプリを作るべきかという観点から議論した。
プロダクトマネージャー的な立ち回りが必要で、新鮮で楽しい半年を過ごした。考える範囲が広くて必要な意思決定が多く、そこにスピード感とか適切なタイミングとかも求められるので、書籍を読んでなんとなく知っていただけのプロダクトマネジメント周りの知識に自分で考えて取り組んだという経験が乗っかってきた。これまでと違う視点でものごとを考えられるようになった気がする。
リリースはまだ先。数え切れない数の反省点と学びがあった。忘れる前にまとめたい。
その他
- メインプロジェクト3が外国人エンジニアと一緒なので英語の勉強を始めた。かんたんな文章は書けるようになってきて、目先の課題はヒアリングとスピーキング
- ほぼプライベートの内容とはいえ、ブログを書くのはがんばれた。まだ文章は下手。
- 技術で解決出来ない分野を意識してから、技術書を読むペースが落ちてきた。その時間を英語学習とかにあてている
- プライベートな事情で仕事に集中しきれない状況は定期的に発生しているので、小さな単位で積み重ねるという意識をもちたい
総評
新しいプロジェクトに移動したことが何よりも大きい。いずれ慣れが来るだろうけど、変な勘違いをせずに経験をちゃんと学びにつなげていきたい。