時間が空いたので気分転換 pic.twitter.com/7pS10wVRO3
— くどう (@derakudo) 2023年5月29日
トピックに対してデザイン候補とそれに対する考察が書かれていて、デザイナの頭の中を見ているような気持ちになれた
— くどう (@derakudo) 2023年5月29日
で、こんなことを考えるに至った
ボタンから画面遷移、ユーザのメンタルモデルまで、大小色々なトピックに対して筆者の考察やブラッシュアップの過程を追体験できるような書籍。
コレ!という答えを提示しているわけではなく、あくまで状況に合わせて選択したらこれが良いかもしれない(が、他の案もありかもしれない)くらいの書き方をしてる。
良さげなゴールにアプローチする中で少しだけ良くするためのTIPSが散りばめられていて、トップレベルのデザイナーの仕事もエンジニアと似て職人芸っぽい部分があるのだなということがわかった。
エンジニアとしてデザインを語ると、色だったり形だったり表面的な部分に目が行きがちで本質的な部分の議論ができていないなと感じることがあったが、見ているレイヤーが何段階も違っていたのだと気づくことができた。
ソフトウェア開発者にはドキュメントとかデザインドックとかの形で検討プロセスを公開する文化が(一部界隈では)あり、そこでトレードオフや許容するリスクなんかも知ることができる。
この書籍のようにデザインの途中経過を表現するアウトプットを皆で見ることができれば、開発者とデザイナー(と他の職種の人々)は今以上に理解し合えるようになるんじゃないか。というか、普通に面白そうだし個人的に興味があるから色々聞いてみたい。